スポーツ本REVIEW

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もうひとつの 日仏の架け橋|スポーツ本REVIEW

FSGTの歴史から学ぶ「やっと出た!」というのが本書を手にしたときの最初の印象でした。著者の伊藤高弘氏はFSGT(フランス労働者スポーツ・体操連盟)と新日本スポーツ連盟との30年以上に渡るスポーツ交流、その架け橋のまさに基礎を築いてこられた...
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日本の職人技 |スポーツ本REVIEW

「究極の道具・技術」に挑むプロフェッショナル日本の職人技 松井のバット、藍ちゃんのゴルフクラブをつくる男たち永峰 英太郎 (著) アスキー新書(2007年)781円+税イチロー選手や松井秀喜選手のバットを作り続ける職人、久保田五十一さん。...
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学生野球憲章とはなにか|スポーツ本REVIEW

日本野球の歴史がつまびらかに野球が日本に入ったのが1872(明治5)年。東京・大阪間に電信が開通し、新橋・横浜間に鉄道が開通した年、東京大学の前身の学校です。2012年は、「ベースボールの日本渡来」から140年になります。歴史に紆余曲折ある...
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『遊ぶ』が勝ち 『ホモ・ルーデンス』で、君も跳べ!|スポーツ本REVIEW

スポーツの根本は遊びである「遊ぶ」が勝ち 『ホモ・ルーデンス』で、君も跳べ! 為末大(著)中公新書(2013年5月)780円+税 新書・197ページ・カバー付き著者は、01年と05年の世界陸上、400mハードルで銅メダルを二度獲ったアスリ...
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山に登る前に読む本|スポーツ本REVIEW

科学の眼で見た登山術著者は「インターバル速歩」の提唱者として、ときどきテレビにも出演し、それをテーマとする単行本も出版していたので、以前から注目していた。インターバル速歩とは、3分間ずつ「速歩」と「ゆっくり歩き」を繰り返す歩き方で、ジムなど...
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チカラビトの国 —乃南アサの大相撲探検|スポーツ本REVIEW

相撲の不思議を探るなんとなく近そうで遠い存在の「相撲」。テレビではよく見るけど、「オレ相撲やってるんだ」という人はあまり身近にいない。そもそもなぜ力士は「ちょんまげ」なのか。なぜ「裸に廻しひとつ」でやるのか。そんな相撲界の不思議を探るべく、...
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武士道シックスティーン|スポーツ本REVIEW

「勝負」とは一体なんだろう?最高に爽快な青春小説である。愛読書は宮本武蔵「五輪書」、「斬るか斬られるかが兵法の本質」と言ってはばからない剣道エリート磯山香織と、勝負にこだわらない「お気楽不動心」で剣の上達を楽しむ西荻早苗。まったく価値観が違...
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なぜ欧米人は平気でルールを 変えるのか|スポーツ本REVIEW

ルールは成長する糧になる日本が勝つとすぐルールを変えられる。船木・原田を筆頭に日本のスキージャンプ陣が活躍した長野オリンピック直後のルール改正もしかり。F1でホンダのターボエンジンを搭載したチームが16戦15勝した翌年の「ターボエンジン禁止...
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先生、殴らないで!|スポーツ本REVIEW

スポーツに暴力は必要か?「スポーツに『愛のムチ』は必要ですか?」と問われたら、あなたはどう応えますか?「必要ない」と即答したとして、「ではどうやって強いチームをつくるのですか?」と畳み掛けられたらどうしますか?もし「強くなくたっていいさ、楽...
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楽天イーグルス 優勝への3251日|スポーツ本REVIEW

だから、楽天は強くなった新球団の誕生、首位と51・5ゲーム差という大敗を喫した1年目、野村克也監督時代の成長、東日本大震災…。濃密な9年間だったということが感じられるとともに、楽天というチームに関わっている誰一人として、欠けてはならない存在...