マラソンの給水はマイボトル?!

今年の3月3日に行われた、東京マラソンの給水ボランティアをしてきました。7㎞水道橋駅付近という序盤を担当。そこで今回は給水所でのあれこれについてお話したいと思います。

給水所はランナーにとって、脱水症状を防ぐためだけでなく水をかぶり体温を調整したり、軽食によって栄養補給をしたりする場所です。大規模な大会では5㎞間隔での給水所の設置だけでなく、スタート地点とフィニッシュ地点にも飲食物を用意しなければならないという規則があります。

全国で様々なマラソン大会が開催されていますが、ゆずドリンクやサクランボ、はらこ飯にカツカレーなどご当地ならではのメニューが給水所で提供されている大会もあります。マラソンの途中で食べるには辛いものも多いですが、楽しみながら走れるということで、ご当地メニューは人気があります。

ランナーにとって大切な給水所ボランティアをしていて面白いなと思ったことが一つ。日本人では見かけませんが、給水所でマイボトルに水を入れていく外国人ランナーがいるということです。

通常給水所では、紙コップに半分~それ以下程度水を入れて並べています。1個ないしは2個取って走っていく人が大半です。しかし、一部の外国人は立ち止まって机に小さなマイボトルを置き、紙コップから水を入れ満タンにして走っていくのです。上手く入れらないランナーは「このボトルに入れてくれ!」と身振り手振りでアピールをし、スタッフがボトルに注ぐこともあります。これなら飲みたいときに飲むことができますし、取れなかったときの心配も減らすことができる知恵だなと思いました。

ランナーは手前の机から紙コップを取っていきます。そのため、あっという間に手前の机から水が無くなり「先に行ってください!」とアナウンスしなければいけません。各給水所で取れないということは無いとは思いますが、100m先まで行かなければならないというのは精神的にも辛いはずです。給水の仕方はランナーによっても様々、色々な工夫があっての完走ですね。

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