東京五輪は「男女混合種目」が目白押し!|SPORTS×TOPICS

by Fanny Schertzer(Own work) Christopher Johnson From Wikimedia Commons

2020年開催の東京五輪では、男女混合種目が今まで以上に増えることになりました。

トライアスロン競技での混合リレーもその一つ。男女2人の計4人が組み、女子・男子・女子・男子の順にそれぞれの選手がスイム・バイク・ランを行います。一人の距離は個人種目の5分の1(スイム300m/バイク8㎞/ラン2㎞)と短く、スピード感あふれるレースとなるのが特徴。ユースオリンピックやアジア選手権などで実施され、日本は仁川アジア大会(14年)で金メダルを獲得しています。

その他、陸上1600m混合リレー、柔道混合団体、卓球混合ダブルスなどを入れると、女性参加率が48・8%と限りなく半数に近づくことに。女性が初めて参加した第2回パリ大会(1900年)では2・2%だったことと比較すると隔世の感があります。

IOCのバッハ会長は「東京五輪は、女性の参加が過去最多となる。五輪にとって変革だ」とコメント。ひと昔前とは違い、昨今は結婚して出産しても競技を続ける女性アスリートが増えています。

トライアスロン日本代表として3大会五輪出場の庭田清美選手はシドニー大会前に「ひろば」のインタビューでこう語っています。「年齢も結婚も競技の邪魔にならない」。やはり世の中は着実に変化しているんですね。
(ひろば編集委員・園川峰紀)

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