和歌山 季節ごとに楽しめる「四季の郷」里山を歩く|ウォーキング日本縦断〈118〉

のどかな里山風景が広がる農村地帯にある「四季の郷 公園」。25・5ヘクタールの広大な面積をもつ公園で野鳥や昆虫、植物とふれあえる自然観察の森と、花や緑のあふれる緑花果樹苑の2つのエリアで構成されています。

JR和歌山駅構内にある和歌山電鐵「貴志川線」に乗って「伊太祈曽駅」で下車。駅を出て住宅地の中を進み、田園風景の中「かかし」がたくさん並んでいるのを眺めたりしながら約1・3㎞で公園入口に到着します。

公園内を散策するのにいくつかのコースがありますが、里山の雰囲気を味わえ安全でウォーキングに向いていると思われる「ふれあいコース」を歩きます。

公園入口モニュメントから右手の第1駐車場のそばの道を通り、農業体験農園のところを左に曲がり里山の中に入っていきます。途中樹の名前を当てるクイズの標識があり、その裏に答えが書いていて楽しみながら歩けます。コースを歩き始めて1㎞弱のところに東屋があり、少し休憩を取ります

東屋から道なりに下り「見晴らしの丘」に出ると景色が開け、園内や向い側の里山が見えます。

そばに長い滑り台がありますが、年齢制限(12歳まで)で私たちは滑れません、コースは滑り台の手前を右側へ梅園のほうに下ります。下りきったところに新しいトイレがあり、公園内のメイン道路「四季の道」になり右手に行けばバラ園、左に行くと四季の広場に行けます。

四季の広場のところにある「四季さい館」(管理事務所)の2階に上がると、多目的コーナーがあります。そこからの眺めは景色を切り取った1枚の絵のような眺めで、秋の紅葉が盛りの時はとても素晴らしかったです。

帰りは駅まで来た道を戻ります。距離は5㎞程ですが、公園内を四季折々の花を見ながらのんびり散策して季節を感じるのはいかがでしょう。

「スポーツのひろば」2023年4月号より

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