暑い夏こそ朝食をしっかりと
梅雨明け早々猛暑日が続き、夏バテや熱中症が気になる時期に入ります。
朝から暑く食欲が落ちやすい時期ですが、こんな時こそ、朝ご飯で体にエネルギーをチャージすることが大切。朝食を抜いてしまうと体内時計が乱れ、ますます疲れやすくなるともいわれています。
水分をたっぷり含み、熱のこもった体を冷やすといわれる夏野菜とともに、体内時計を整えるといわれる炭水化物+たんぱく質の食事をとることが重要です。
今月の「スポーツのひろば」はパリ五輪特集。この項も、卵と牛乳を使い、野菜や果物など、様々な付け合わせでちょっぴりぜいたくな朝食が楽しめるフレンチトーストにしました。パリの風を感じていただけましたか?
バゲットでフレンチトースト
作り方
【材料】(2人分)
卵:2個 牛乳:100ml 砂糖:大さじ2 バゲット:4枚(厚さ3センチ) 有塩バター:15g
① 卵、砂糖をボールに入れよく混ぜる(卵白が残っていないくらいまで混ぜる)。
② ①に牛乳を加え全体を混ぜる。
③ ジッパー付きの保存袋(深めの容器でもOK)に②を注ぎ、バゲットを入れる。なるべく空気が入らないように密閉する。冷蔵庫で一晩おく。
④ フライパンで焼く=フライパンを弱火で温め、バターを加える。
⑤ バターが溶けて泡立ってきたら、卵液のしみたバケットをならべ、弱火で3~3分30秒ほど、ふたをしてじっくり火を通す。
⑥ こんがりと焦げ目がついたらひっくり返し、再び3分ほど焼く。
⑦ 最後に、ふたをとり中火にして、焦げやすいので注意しながら、両面をカリカリに焼く。
⑧ 器に盛り、付け合わせを飾る。
*今回の付け合わせは、野菜の他、チーズ、プルーンです。ヴィシソワーズも添えました。付け合わせはお好みでどうぞ。
*卵液が余ったら、焼く時に上から少しずつかけてください。
「スポーツのひろば」2024年7・8月号より
くわな・れいこ 料理研究家。女子栄養大学で実践栄養学を学ぶ。新日本スポーツ連盟東京ランニングクラブ所属。