神奈川県 津久井浜から房総半島を眺め水仙ロードを歩く|ウォーキング日本縦断〈130〉

京急長沢駅から海沿いの歩道を長沢方面へ歩道沿いに長岡半太郎記念館・若山牧水資料館に立ち寄り見学。館長さんの 話によると若山牧水夫妻は奥さんの病気療養のため、北下浦に1年半程移住し、海岸から近くに見える房総半島が気にいっていたそうです。

 若山牧水夫妻の石碑を見て房総半島を眺めつつ、海沿いの遊歩道を歩きます。野比海岸の水仙ロードには200万本の 水仙が咲き誇っています。この水仙は、セブンイレブンみどりの基金の助成を受けてボランティア団体(水仙の会)の皆さんが植えているそうです。
 この海岸沿いは日当たりがよく穏やかなので、老人ホームや病院、リハビリセンターなどが 多くあります。さらに千駄ヶ崎で小休止。
 横須賀火力発電所を抜け、住吉神社を参拝し、ペリー記念館に向かいます。館内ではペリーと黒船に関する資料や絵が多く残っていて、わかりやすく見学できました。

 昼食は海の近くの公園で。公園に隣接する『法塔ベーカリー』でウォーキング参加者全員パンを買い食べました。地元久里浜では有名なパン屋さんで評判通り美味しかったです。

 次は「くりはま花の国」に向かいます。第2駐車場口から入り、標高100mの山頂に向かう中程に、レストランロスマリネスがあります。レストラン前から見える東京湾と房総半島が素晴らしい! 公園の散策コースには冬場には少ない水仙、椿、菜の花がたくさん咲いていました。
 頂上から第1駐車場より園内を出て、最終目的地の久里浜天神社に向かいます。ここの主祭神は菅原道真公。1660年砂村新左衛門が内川新田開拓工事の加護を願い、崇敬していた福島天満宮(大阪)の祭神、菅原道真の分霊を勧請し、祝うために創建されました。

 久里浜天神社参拝後、京急線久里浜駅で解散。少しハードなコースでしたが、水仙を満喫した気分爽快な約14㎞でした!

「スポーツのひろば」2024年6月号より

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