青森県 奥入瀬渓流ウォーキング|ウォーキング日本縦断〈4〉

秋の紅葉はすばらしい
春は雪が残っていると水墨画みたいです!

青森駅7時50分発のJRバス「みずうみ号」十和田湖行に乗り、まずは約2時間45分のバスの旅です。このバスは「八甲田・十和田ゴールドライン」と呼ばれ、十和田湖方面へは最も良いコースを走ります。特に紅葉の季節は、ものすごくいい景色を見ながらバスにゆられていきます。

さて、十和田湖畔に到着したら、いざウォーキングに出発です!十和田湖から流れ出る奥入瀬渓流は全長14㌔、歩いて約4時間半。遊歩道沿いに「阿修羅の流れ」の辺りまでは7・2kmです。そこから歩いて戻ってくるとちょうどいい距離でしょう。遊歩道は水面とほぼ一体となっており、渓流のすぐそばを瀬音を楽しみながら歩きます。また、遊歩道沿いには滝がいっぱいあり「一万一千百五両の眺め」などという滝の眺めもあります。アップダウンが少なく平坦な道がつづき、ずっと渓流を眺めながら歩きます。遊歩道が狭いので急いで歩く人とすれ違うときには気をつけてくださいね。季節のおすすめは10月、最高の景色です。

十和田湖畔に戻ったら遊覧船もおすすめです。青森市へ帰る途中には、十和田湖温泉郷、蔦温泉、猿倉温泉、酸ヶ湯温泉、城ヶ倉温泉など魅力的な温泉が目白押しです。途中下車して、酸ヶ湯温泉で足の疲れを癒してはいかが。ここは江戸時代から300年以上続く湯治場で国民温泉第1号に指定された名湯です。混浴の千人風呂には女性専用の時間帯があり、男女別の内湯もあります。まいたけの天ぷら、きりたんぽ、地酒、うーん美味しそうです!

夏もいいですよ!青森でねぶたを見た次の日、奥入瀬渓流を歩いてみてはどうでしょう。東北新幹線が新青森まで開通し、大変便利になりました。皆さん、是非青森に来てください。

「スポーツのひろば」2011年9月号より

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