缶詰を使って時短料理
春の訪れは、日差しの温かさと共に私たちを少し前向きにしてくれます。元日の地震で大変な思いをされた皆さんが少しでも前を向くことができるように、心を馳せ支援を続けることが必要だと感じています。
この季節は「新」や「春」のつく野菜が出回ります。このレシピでは、柔らかい新わかめを味わってください。海藻と豆腐を使うので、ミネラルとたんぱく質が手軽に、同時にとることができます。
焼き豆腐は、木綿豆腐をしっかり水切りし、バーナーなどで焼き目をつけています。煮崩れがしにくく、水分が抜けているので味がしみやすいというメリットがあります。
わかめには、カリウムやビタミンC、ビタミンB2が多く含まれ、食物繊維も豊富なので、サラダや炒め物など、幅広く使いたい食材です。
わかめと豆腐のチョレギ
作り方
【材料】(2人分)
わかめ(生):50g 焼き豆腐:200g 豆苗:1パック 長ねぎ:1/4本 ミニトマト:4個
A【ごま油:大さじ2 しょうゆ:小さじ2 砂糖:小さじ1/2 酢:小さじ1 にんにく(すりおろし):小さじ1/2 コショウ:少々】 白ごま:適量 韓国海苔:適量
①焼き豆腐は、ペーパーなどで抑えて、水気をよくきり、手でちぎる。
②わかめは一口大に切り、長ねぎは斜め千切りにする。ミニトマトは1/4のくし切りに。豆苗は2センチ幅に切る。
③ボウルにAの材料を入れ、混ぜ合わせる。
④③のボウルに、豆腐、わかめ、長ねぎを入れて、豆腐が崩れないように、ゴムベラや大きなスプーンなどでさっくり混ぜる。
⑤④を皿に盛り、ミニトマト、海苔、白ごまをふる。
*乾燥わかめを使ってもかまいません。また、通常の豆腐を使うと焼き豆腐と違った味が楽しめます。ラー油をかけるとピリ辛になります。
*すべての材料がそろわないときは、別のもので代用するなど、工夫してください。
「スポーツのひろば」2024年3月号より
くわな・れいこ 料理研究家。女子栄養大学で実践栄養学を学ぶ。新日本スポーツ連盟東京ランニングクラブ所属。