カリフラワーのカレーマヨ炒め|スポーツをする人のための元気が出るごはん〈67〉

最近、食べていますか?

朝晩に涼しさを感じると、カリフラワーが出回り始めます。淡白な味のカリフラワーは、生でも炒めても煮込んでもおいしいので、重宝する野菜です。

私たちが食するのは、白いつぼみの部分です。その部分にはビタミンCが多く、キャベツの約2倍も含まれています。しかもこのビタミンCは熱による損失が少ない特徴があります。体内の水分バランスを整え高血圧を予防するカリウム、腸内環境を改善する食物繊維が多いのも注目です。

日本に入ってきたのは明治時代ですが、市場に出回るようになったのは戦後のこと。ブロッコリーが出回るまでは、つぼみ野菜と言えばカリフラワーでしたが、現在はブロッコリーに比べ生産量も少なくなり、値段も高めとなっています。

カリフラワーのカレーマヨ炒め

作り方
【材料】(2人分)
カリフラワー:1/2個 ウインナー:6本塩・コショウ:適宜 マヨネーズ:大さじ3 カレー粉:小さじ1 パセリ:少々
① カリフラワーは小房に切り分ける。ウインナーは、1センチ幅の斜め切りにする。パセリはみじん切りにする。
② 耐熱容器にカリフラワーを入れてフワッとラップをかけて、電子レンジで600W3~4分加熱する。
③ フライパンを火にかけ、ウインナーを入れて中火でいため、油が出てきたら、カリフラワーを加えて炒める。
④ カリフラワーに油が回ったらマヨネーズを加え、カレー粉を振り入れて全体をからめ、仕上げに、塩、コショウで味を調える。
⑤ 器に盛って、パセリを散らす。

*カリフラワーの茎には、つぼみの部分より多くのビタミン?やカリウムが含まれています。薄切りにするとカリカリとした食感が楽しめます。サラダなどの生食やピクルス、マリネなどに活用してください。
*カリフラワーのビタミンCの熱による損失をより少なくするためには、大きめの房に分け、余熱を考慮して固めのうちに湯からあげるのがコツです。

「スポーツのひろば」2023年11月号より

くわな・れいこ 料理研究家。女子栄養大学で実践栄養学を学ぶ。新日本スポーツ連盟東京ランニングクラブ所属。

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