世界水泳は22年ぶりに福岡で開催|SPORTS×TOPICS

世界水泳が日本で初めて行われたのは、2001年の第9回大会で、開催地は福岡でした。22年後の今年2023年に再び福岡で、7月14日~30日まで17日間にわたって開催されます。

注目される代表選手には、バタフライと自由形の池江璃花子、16歳で個人メドレー2種目(200,400)の成田実生、バタフライの本多灯、ベテラン勢では背泳ぎの入江陵介、個人メドレーの瀬戸大也、個人メドレーの大橋悠依などがいます。競泳の代表選手は、4月に開催されたジャパンスイム2023(日本選手権水泳競技大会)で決まりました。

競泳のほかには、飛び込み、ハイダイビング、水球、アーティスティックスイミング、オープンウォータースイミングなどがあります。

ハイダイビングは、2013年から加わった新しい種目で、ハワイで崖から飛び込んだのが起源と言われ、女子は高さ20メートル、男子は27メートルの台から水中へ飛び込みます。着水するまでの時間はおよそ3秒だそうです。

オープンウォータースイミングは、海、川、湖など自然の水の中で行われる長距離競技で、男子5キロ・10キロ、女子5キロ・10キロ、リレー6キロが行われます。

世界水泳選手権は、現在は2年ごとに開催される水泳の国際大会で、競泳・飛び込み・ハイダイビング・水球・アーティスティックスイミング・オープンウォータースイミングの6競技が行われています。

第1回は1973年にベオグラード(当時はユーゴスラヴィアでしたが、今は6か国と1地域に分かれてしまい、ベオグラードはセルビアにあります)で開かれました。その後2~5年ごとに不定期で行われてきましたが、2001年の福岡大会以後は、オリンピックの前年と翌年、つまり2年おきの奇数年に開かれています。

「スポーツのひろば」2023年7・8月号より

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