コンビニ惣菜活用 2種
健康な毎日を過ごしたい、過ごしてほしいと思ってつくる食事。大会や会議などが続くと、ちょっと手抜きをしたいと思うことはありませんか? そんなときに便利なのがコンビニやスーパーのお惣菜。そのまま盛り付けて出すのが少し気がとがめる時は、ひと手間加えてみませんか。
今回は、キンピラとひじき煮を使ってみました。作り置きされたお惣菜は、ビタミンCなどの摂取はあまり期待できませんが、食物繊維の摂取はできます。しかし、お店のお惣菜は相対的に味が濃かったり、甘さが強かったりしますので、味付けをする前に惣菜の味見をしてから味付けをしてください。
★ひじき煮混ぜご飯
【材料】
米:2合 油揚げ:半枚 ひじき煮:1パック 調味料(顆粒だし・みりん・しょうゆ:各小さじ1)
【作り方】
①米をといでザルにあげておく。
②油揚げは、幅を半分に切り細切りにする。
③炊飯器に、米、油揚げ、調味料を入れ、通常の水加減をし、さっくり混ぜてから炊く。
④沸騰したお湯に、ひじき煮をパックのまま入れ温める。
⑤炊き上がった味ご飯に、温めたひじき煮を混ぜ込む。
★キンピラいり卵焼き
【材料】
卵:4個 しょうゆ:小さじ1/2 キンピラ:半パック サラダ油:小さじ1
【作り方】
①しょう油を入た卵を溶く。
②卵焼き器に油を入れ熱し、溶き卵の3分の1量を流し入れる。
③表面がかわいてきたら、卵焼き器の端にキンピラを置き、巻き込むように卵をまく。この時、ピシッと巻くときれいにできます。
④残りの卵液を2回に分けて流し入れ、同様に巻いていく。
*惣菜キンピラは、油揚げを袋状にして詰め、フライパンで焼いてもおいしいです。
くわな・れいこ 料理研究家。女子栄養大学で実践栄養学を学ぶ。新日本スポーツ連盟東京ランニングクラブ所属。
「スポーツのひろば」2017年12月号より