神社を巡る名草山北側周遊コース散策|ウォーキング日本縦断〈142〉

 今回の日本縦断は、紀州和歌山市の南に位置する名草山北側周遊コースを散策してみましょう。

 JR和歌山駅から2つ目の停車駅である「紀三井寺駅」東口側に降ります。正面に名草山、そしてその中腹に西国三十三ヵ所第2番札所の「紀三井寺」が見渡せます。 今日は、ここからスタートです。県道を挟み古い住宅地を名草山に向かって歩いて行くと紀三井寺の名前の由来「三井水(さんせいすい)」の一つである「吉祥水」の井戸があります。
 その名草山のすそ野を歩いて坂道を登ると高皇神社(こうこうじんじゃ)があります。「紀伊続風土記」には土地の東山上にあり、「田所氏の祖吉原勧請す氏神として崇敬された」と書かれています。

 坂道を下って名草山沿いに「三葛嶺(みかづらとうげ)」を歩いて行くと「光圀稲荷神社(ひかりこくいなりじんじゃ)」の赤い鳥居が見えてきます。京都にある伏見稲荷大社のように鳥居が連なっています。詳細は不明ですが、地元では、「みつくにさん」と親しまれ、神社もきれいで管理が行き届いています。

 右側に進み新しい広い道を歩いていきます。途中細い道を行くと「竈山神社」(かまやまじんじゃ)に着きます。ご祭神は、第一代神武天皇の長兄、彦五瀬命(ひこいつせのみこと)。五瀬命竈山の御陵(いつせのみことかまやまのみはか)は、ちいさな古墳があるようですが、一般には入ることができません。

 本日の最後の神社は、広い道を渡り在所を歩いて少し山に登ったところにある「静火神社(しずひじんじゃ)」です。式内大社紀伊三所の一つです。その後ゴールである和歌山電鐵の竈山駅に向かいます。全コース約5.8㎞の行程でした。

「スポーツのひろば」2025年9月号より

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