スノーボードは、いつ、どのように誕生したのか?

いつ誕生したかは、いろいろの説があって定かではありません。スノーボードという名称については、1980年代の初めに、米国とカナダを中心として北米スノーボード協会ができて、名称が統一されたことが始まりです。

日本では1982年に日本スノーボード協会が発足しました(1987年に日本スノーサーフィン協会を吸収合併し一元化されました)。

協会ができる前史として知られているのは、後にスノボを作る会社を興したトム・シムスが中学生時代の1963年に「スキーボード」を作って遊んでいたとか、子ども用の遊具で「スナーファー(雪のsnowとサーファーsurferの複合語)」があったなどです。だから1960年代に前史として始まっていたことになります。

スノボの有名なブランドであるバートンが会社を立ち上げたのは1977年、さらにソフトブーツに固定式ビンディングがあらわれたのが1985年なので、現在使われているスノーボードの形が出来上がったのは1980年代と言っても良いでしょう。

競技大会は、1989年に国際スノーボード連盟(現在は世界スノーボード連盟に変わっている)が発足するころから、国際的な大会が行われるようになりました。日本では1990年にルスツスキーリゾートでワールドカップが開催されました。冬季オリンピックは1998年の長野大会からで、アルペンとハーフパイプの競技が行われました。(ひろば編集委員・西條晃)

「スポーツのひろば」2020年3月号より