時間やりくりアンケートから拾いました?!
今回、「ひろば」編集部で、「日ごろスポーツをやるにあたってどのように時間をやりくりしているか?」を質問するアンケートを行いました。47人の読者の皆さんから回答をもらいました。ご協力ありがとうございます。
読者の皆さんからのアンケート回答から「私はこんな工夫をしています」という声を拾いました。どちらかというと時間に余裕がある中高年の方ばかりでしたが、それでもいろいろ工夫はされているようです…。
自由な時間が1時間あればどんなスポーツをしたい?
ウオーキング/ヨガ/スイミング/野球/卓球/ランニング/リハビリ/キックボクシング/モルック/SUP/合気道/筋トレ/ラテンダンス/テニス/スポーツチャンバラ/バスケ/ボーリング/トライアスロン/アーチェリー/フェンシング
卓球・男性
クラブチームの練習が2日、卓球教室でのレッスンが週1日(土・日)を利用しています。
*うまく練習会の日程を取り込んでいますね。
ランニング・男性
夕食の前の時間、総合体育館トレーニング室等を利用。家では入浴せずに済む。
*経済的というか、ちゃっかりしてますね!
卓球・男性
用事があり電車に乗るとき、最初の3駅分を歩くことにしている。
1週間の中で2回くらい。歩く時間は、だいたい1時間くらい。
*まさに経済的、かつうまく時間を使っていますね。
ウォーキング・女性
ウォーキングクラブ例会への参加、買い物での早歩き、両手に買い物袋を下げて上げ下げしながら歩く。
*まさに主婦の鏡ですね。見習わねば。
スキー・男性
基本的には「ながら」は行わない。半日単位でトレーニングジムに通っています。
*ストイックな方ですね!?
時間やりくりについて語ってもらいました
ここからは読者のみなさんにより詳しく時間のやりくりについて書いていただいたエッセイをご紹介します。
北国の特権?!
三浦裕子(北海道スキー協議会)
現役で働いていると、スキーは休日にしか行けないのが現状です。それが、体力があった若いころは職場にスキーを担いで持って行き、仕事が終わってから平日の「ナイタースキー」を滑りに行きました。北国の特権として、スキー場までの移動に1時間もかからず行けるため、午後9時までの営業でも十分に集中してスキーを楽しむことができます。
大雪が降った日などは、ナイター照明の中「ふっかふかの深雪」をキャーキャー叫びながら浮遊感を楽しんだことが、若いころの良い思い出です。それはもう、うん十年前の若かりし頃の話。今となっては、仕事で体力も使い果たし、終ってからナイターに行こうとはなりません。
若い頃のように体力、気力さえあれば、「ナイタースキー」にも行って平日でもスキーを楽しみたいですが?。ナイターはリフト代金も安いですし、割と空いていてスキー場によっては夜景も綺麗でお勧めです。ただ、やはりナイターは、「寒い!」のが最大の難点ですね。
二足のワラジ?!
齋藤登美江(神奈川卓球協議会)
私にとってのスポーツは、卓球です。高校時代の部活動を生かし、主婦になってから再び始めました。その卓球に費やす時間は、子供の成長と共に多くなっていき、今では卓球大会の企画や開催の準備に取り組み、多岐にわたる活動を行っています。
大会開催準備に関わることにより、選手の皆様が最高のパフォーマンスを発揮できるようにサポートするのはやりがいがあります。大会当日は朝早くから会場に入り、受付や運営に取り組みますが、ほとんどの時間を座ることなく動き回ることを心掛けています。一日の熱戦を楽しんだ選手の皆様が笑顔で帰る姿を見ると、疲れも吹き飛びます。
私の練習時間は、週1~2回、午後からの3時間半です。ウォーミングアップから始まり、基礎練習、パターン練習の後、休憩を挟んでゲーム練習を行います。20名ほどの仲間は年齢層の幅が広く、我々年長者は後半には疲れてしまいがちです。
その他に、月1~2回ほど、練習仲間と大会に参加します。これもまた、私にとって大切なリフレッシュの時間です。スポーツを通じて得られる友情や絆は、私の人生を豊かにしてくれています。これからも仲間と一緒に楽しく卓球を続け、充実した日々を送りたいと思っています。
時間割で無理をしない時間割で
小林一美(「ひろば」編集委員)小林一美
「好きなことは時間をかけて楽しみたい」
会社員だった9年前までは、ランニングの時間を産み出すためにそれなりの工夫はしました。通勤途上ラン(通勤時間が1時間15分ほどだったので、その一部をランで代行)をしたり、月並みだが昼休みランなどを実行しました。
〝サンデー毎日〟になって来年で10年。時間はたっぷりある。いつでも走れる! はずが現役時代と比べて「走らない日が増えました」。
そこで取り入れたのが、無理をしない時間割り。小学生のようだが、走る時間を15時からと決め一日おきの週3~4日。
自宅近くの川沿いの土手や公園だけでは飽きるので、映画を観たり、美術館巡りをする合間に隅田川テラスや上野公園を走り、東京を小旅行気分で味わいます。
タイパ(タイムパフォーマンス)が大流行(?)ですが、好きなことは効率よりも時間をたっぷりと楽しみたい。といっても飽き性の私は、ランニングにかける時間は準備運動を含めて90分ほどですが?。無理をしないで時間を上手に使いながら、生涯ランニングを楽しみたいです。
施設と季節を上手く利用
西條晃(「ひろば」編集長 西條晃)
毎週2~3回は泳ぐように心がけています。使う時間はなるべく短く、集中して1時間前後で終わります。自宅から自転車で行ける公営プールが2・3ヶ所あるので、一般開放の曜日と時間をよく調べて、それに合わせます。自分のペースで泳ぎたいので、混まない時間を見つけるのが難しい、それが悩みの種です。区営プールは、70歳以上の区民は利用料が無料で、ロッカー代も10円だけなので、泳げない人も含めて利用者がとても多いから。
曜日・時間が合わないときは、やむを得ず、隣の区のプールへ行きますが、ここでは規定の料金を払わなければなりません。また年に数回、東京の式根島、沖縄や海外の海を泳ぐツアーに参加しています。
スキーは、冬のシーズン中に月一回は行きたいのですが、仕事の都合やスイミングのツアーと重なって、思うようにはなりません。一冬に15日くらいは、雪と氷(スケート)の上に居たいですね。
春と秋はハイキングに行きます。山から下りて温泉に入るコース、東京都内の凸凹を楽しむコースなどを歩いてきました。今は自宅から近い鎌倉周辺の山を歩いています。
旅先でも自分のタイミングで
藤野哲郎(あかばね楽走会)
私はランニングを趣味にしていますが、現在在宅勤務のため、ランニングは仕事前と仕事が終わってからのいずれかに小一時間ほど行っています。通勤していた頃は帰宅後でしたが、ずいぶん時間の使い方が変わりました。
旅行に行っても、朝食前や夕方の家族が一休みするときに走ってきます。
ランニングは時間も場所も自分の好きなタイミングでできるのでおすすめです。