バドミントンの起源と名前の由来は?

バドミントンがいつ誕生したのか正確にはわかりませんが、イギリスが発祥地であることは間違いありません。1893年に英国バドミントン協会が設立されて、競技ルールが統一されたので、それ以前1860~70年ころ誕生したと思われます。従来からバトルドア(羽子板)・アンド・シャトルコック(羽根)という羽根つき遊びがありました。これが変化して競技に発展したと考えられます。

もう一つの説は、インドで行われていた「プーナ」という遊びをイギリス兵が母国へ持ち帰り、競技の原型になったというものです。

バドミントンという名称の起源は、イギリス南西部にあるバドミントン村にあったボーフォート公爵の邸宅バドミントン・ハウスで、この競技が行われていたからというのが定説になっています。

ところでバドミントンのシャトルのスピードは最速493km/hにもなるのに、空気抵抗で短時間に減速するという速度差が競技の特性になっています。この空気抵抗を生む独特のシャトルは、草創期にワインやシャンパンのコルクに鳥の羽を刺して使っていたと言われます。

日本では1920年ころ横浜のYMCA(キリスト教青年会)から全国へ普及しました。戦後になって1946年に日本バドミントン協会(NBA)が創立され、翌1947年に全日本選手権が行われました。オリンピックの正式種目になったのは、1992年のバルセロナ大会からです。(ひろば編集委員・西條晃)

「スポーツのひろば」2020年5月号より