「文字記者」として見た北京パラリンピック

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車いすマラソンと笹原選手のインタビュー

陸上の女子5千mで転倒事故に巻き込まれ土田和歌子選手がマラソンを欠場したのは周知の事実だろう。車いすマラソンにも転倒事故の可能性があるかもしれないと予想して、メダルに繋げた選手がいる。男子マラソン車いすT54クラスの笹原選手である。ミックスゾーンでのインタビューを紹介しよう。

「作戦どおり後ろから抜けていけた。競技場へ入る直前でクラッシュがあった。下見したときに危ないなと思ったので、先頭集団の最後尾につけていた。(勝負どころは)競技場の中かなと思い、コケないようにそれだけでした。一回くらいチャンスがあるんじゃないかと思って、作戦勝ちという感じです。」

今の気持ちはという質問には、「本当に嬉しいですね。(銀メダルは)信じられなかった」 今年限りでトップアスリートをやめるそうだが、今後のことについては「やりたいことは数えられない、言えないほどある」と言う。やりたいことが数え切れないほどあるという生き方ってすばらしいと思う。

デュトワとピストリウス

外国人選手の中でぜひ見たかったのは水泳のナタリー・デュトワ(南アフリカ)だ。交通事故で左足を失ったが競泳をつづけ、今回のパラリンピックでは5種目で金メダルをとった。北京五輪の水泳で注目されたマイケル・フェルプス(金8個)にも比せられる女性選手だ。50m自由形を自分の目で見たが、泳ぎを見ている限りでは健常者と変わらない。実は彼女はオリンピックでもオープンウォーター女子10kmに出た。さらに次のロンドン五輪にも参加するという。

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