フランスが舞台の「スポーツの意味を考えさせられる」映画
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元五輪銀メダリストの水泳選手マチアスは、競技後のインタビューで放った「同性愛者に対する心ない発言」の罰として、ゲイによるアマチュア弱小水球チーム「シャイニー・シュリンプス」のコーチを請け負う。
彼の使命は、彼らを「LGBTQ+の五輪」ともいえる大会へ出場させること。「パーティ好き」「勝ち負けにこだわらない」と性格が合わない個性派メンバーたちに手を焼くマチアスだったが…。
フランスに実在するゲイの水球チームをモチーフに、奮闘する姿を描いたスポーツコメディ。モデルとなった水球チームのメンバー、セドリック・ル・ギャロが監督・脚本を手がけた。
マイノリティに対する相互理解が作品のテーマであり、物語では社会的な偏見という特質が、スポーツという共通認識で壁を超える。そのさまは爽快でもあり、スポーツが社会課題解決の糸口となることを感じさせるだろう。