作・勝木光
掲載『週刊少年マガジン』(講談社)
2007年~
成績優秀で真面目な高校生・丸尾栄一郎が、高校1年生の時にテニスに出会い、テニスの魅力に目覚め成長していくストーリー。
マンガにありがちな魔球の類はなく、試合に勝つために対戦相手のデータと、自分のできることを分析しながら戦略を立て、練習を積む。はじめは、動体視力の良さと正確なボールコントロールで戦うが、それだけでは勝ち続けることはできない。計画的に体を鍛え、現在はチェンジオブペースを中心としたプレイスタイルで全日本ジュニアを戦う。
主人公は地味で、登場人物に派手なキャラクターもいない。けれどもテニス描写がしっかりしていてリアリティーがある。テニス経験者以外の方にもお勧めのマンガです。(永谷祐一)