
厳しい残暑の中でもホッと一息
暦の上ではすでに秋ですが、まだまだ残暑が厳しい9月。中秋の名月には色鮮やかなカボチャ団子で、お皿の中のお月様を愛でてみませんか。
カボチャには抗酸化力の高いビタミンC、Eの他にβ-カロテンやα-カロテンが豊富に含まれています。この2つのカロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を正常に保ち、免疫力を上げる働きがあります。1日の気温差が大きくなるこの時期にぴったりの食材です。皮やワタにはβ-カロテンが実より豊富に含まれます。工夫して使いたいですね。
現在、市場に多く流通しているのは西洋カボチャで、甘みが強くホクホクとした味わいの「栗カボチャ」と呼ばれる系統に人気があるようです。一方日本カボチャは淡泊でねっとりした味わいのため、出汁が染みやすく煮物向きです。
カボチャの月見団子

作り方
【材料】(12~15個)
カボチャ:200g位(種・ワタ・皮を除き正味120g) 白玉粉:100g 砂糖:大さじ1 ゆで小豆(好みで):適宜
【手順】
① カボチャは皮と種、ワタを取り除き、一口大に切る。耐熱容器に入れラップをかぶせ、電子レンジで600W3分加熱する。熱いうちに、フォークなどを使ってつぶす。
② カボチャのあら熱が取れたら、白玉粉と砂糖を加えよく練る。カボチャの水分だけでまとまらない場合は、水(分量外)を加え耳たぶくらいのかたさにして、一口大に丸める。
③ 鍋にたっぷりの湯を沸かし、②を入れゆでる。団子が浮き上がってきたら、さらに2分ほどゆでて、冷水に引き上げる。
④ ③の水気を切り皿に盛り付け、お好みでゆで小豆を添える。
*砂糖入りきな粉をかけてもおいしいです。
*団子がくっついてしまった時は、水でさっと洗います。
*種とワタを取り除いたカボチャをスライスしてから冷凍し、解凍せずに調理すると煮崩れを防げます。
くわな・れいこ 料理研究家。女子栄養大学で実践栄養学を学ぶ。新スポ連 東京ランニングクラブ所属。
「スポーツのひろば」2026年9月号より
