
福岡市営地下鉄終点姪浜駅から歩いて10分で姪浜宿の通りに到着。 車一台がやっと通れる旧街道は、レンガ敷のかわいらしい通りになっています。

まず、江戸時代後期に廻船問屋・酒造業を営んでいた豪商石橋家の白い土蔵造りの家を見学。今も人が住んでおり、外から見る。次は住吉神社へ。博多の住吉神社とは関係なく、航海安全、海上の守護神住吉三神(底筒男命・中筒男命・表筒男命)が祀られています。地域の人々に愛され続けており、河童伝説があり、河童の像があります。
次は丹過だるま堂で達磨大師が祀ってあります。旦過寮があった場所だから旦過の名前がついています。昔は大きなお寺には必ずあった旅の僧侶をもてなす場所を「旦過」というなど歴史を学びながら神社仏閣を見学し、今宿へと足を延ばしました。
途中に防塁跡があり、海岸に沿って歩きます。海風が心地よく吹き、私たちの歩きを促してくれました。天気が良いこともあり、親子連れや子どもたちが訪れ、魚釣りや磯の生物を探し観察する姿が見られました。防塁跡はきれいに整地され、これがこの浜に沿って造られたはるか昔に思いを寄せます。
その後、海沿いに歩き、嵐で崩れ落ちた大岩(通称カエル岩)などを見ながら今宿へ。まず、長垂(ながたれ)海浜公園が目に入ります。子どもたちが遊ぶ遊具の設置された広い公園は、親子の憩いの場所。近くにはヨットもあり、天気の良い日はヨットが多く浮かびます。

今宿も古い街で小さい神社やお寺が多く、世話をしている地域の人と話をしながら参拝をし、帰途に就きました。自分の足元の歴史にもっと目を向け、古人の思いに触れることは、自分の今の生活を見直すことにもつながるを感じたウォークでした。
「スポーツのひろば」2026年9月号より
