ソフトボールでケガ防止に役立つある用具とは?

昨シーズンからプロ野球では、「コリジョンルール(キャッチャーのブロック禁止)」が採用されました。これは、本塁での衝突を防止するためのルール。野球に限らずスポーツは、競技における安全性が大切です。

ソフトボールでは、クロスプレイによる事故防止のために、30年前から”ある用具”を使うことになっています。それは、ダブルベース。ベースが2個つながっているもので、1塁のベースとして使用します。バッターが1塁を走り抜ける時はオレンジベース、野手は白色ベースと踏むベースを分けることによって、選手の接触回避に役立っています。

ソフトボールの塁間は18・29mと短いため(一般の野球は27・431m)、特に一塁での接触が起こりやすく、大ケガとなるケースも多かった。そこで1987年、国際ソフトボール連盟で、一塁にダブルベースを置くルールが提案、可決されました。日本では97年から採用されています。

「ダブルベースが採用されてから、ずいぶんと接触事故は減りました。重さも値段も倍ですけど、プレイヤーのケガ防止に確実に貢献しています」と話すのは、45年前からソフトボールに携わっている中村章次さん(全国ソフトボール協議会)。少年野球などにも使われてもいいような気もしますが…。(ひろば編集部)