オープンウォーターってどんな競技?

水泳競技は、室内プールで行われるイメージがありますが、実は屋外で行われる種目があることをご存じですか? オープンウォータースイミング(OWS)と呼ばれ、海や川・湖など自然の中で長距離水泳を行うもの。日本では1996年に公式の国際大会が開始され、オリンピックでは08年の北京大会から正式種目になっています。

競技は、最長10㎞以下の距離を泳ぐロング・ディスタンス・スイミングと、10㎞を超える距離を泳ぐマラソンスイミングの2つに分類。水上に設置されたターンブイを回り順位を競うレースで、給水用桟橋から水などを受け取ることが認められている以外は、泳ぎ続けます。

女子日本代表の貴田裕美選手は、6月に行われた世界最終予選10㎞に出場、1時間55分38秒04(トップとの差26秒03)で5位に入賞し、前回に引き続きリオ・オリンピック出場を決めています。

水温は、競技規則で16℃〜31℃と決められていますが、リオの会場は16〜17度とかなり低め。「低水温は苦手な選手がたくさんいるけど、私はどちらかというと得意なので、チャンスもあるかと思う」と勝算をはじく貴田選手。前回の13位という結果に対して、今回はさらに上位入賞を目指すと言います。またまだマイナー認識である本競技に「知ってもらうためにも、たくさんの方にレースを見ていただきたい」と普及にも強い意欲を見せています。(ひろば編集委員・桂 伸也)