「山の日」はなぜ8月11日?

今年から祝日が増えました。8月11日の「山の日」。いま、全国各地で記念イベントが目白押しですが、なぜ8月11日? 8・11を”ヤマ”と呼ぶのは、厳しいし…。日本勤労者山岳連盟(労山)事務局長の川嶋高志さんに、その由来を聞きました。

「もともとは、6月の第1日曜を提案していたんです。この日は、全国で一斉にクリーンハイク(清掃登山)を行う日。夏山シーズンが始まる時期で、6月には祝日がないからちょうど良いという理由でした。個人的には、GW明けになりがちな五月病を乗り切るために、6月の第1週に3連休があると、いい気分転換になるのではないかと思いますが…。」

労山を含む5つの山岳団体が「山の日」制定協議会を結成し、活動をはじめたのが2010年。その後2013年に、超党派の国会議員による「山の日」制定議員連盟が発足され、山の日を国民の祝日にしようという動きが現れました。5山岳団体は6月第1日曜を主張しますが、議論は違う方向に向かってしまいます。

 「『山の日』制定議員連盟事務局長の務台俊介氏が本に書いていますが、6月第1日曜はいろいろなところから反対意見が出ました。北アルプスの山小屋からは『6月はまだ営業してない』、大企業からは『休みが増えると工場がストップして困る』、学校関係者からは『授業時間が足りなくなる』などなど。それで、企業や学校に影響の少ない〝お盆休み前〟が採用されることになったんです。」

8・11が山とは関係がないなんて、ロマンがないなぁ。
でも、漢数字にして縦書きにしてみると

 八
 一
 一

ちょっと山の形に見えなくもない!?(編集部)
(「スポーツのひろば」2016年9月号より)